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高尿酸血症治療薬「フェブリク錠」(フェブキソスタット)、今春発売へ

昨日(1月21日)、帝人ファーマ株式会社の新規高尿酸血症治療剤「フェブリク錠」(一般名:フェブキソスタット)に製造販売承認が下りたそうです。フェブリクは、体内での尿酸合成を抑制することで尿酸値を下げるお薬で、1日1回の内服で十分な効果が得られるとされています。

下記は帝人ファーマのプレスリリースからの引用です:


 「フェブリク錠」は、帝人ファーマが自社創製した高尿酸血症治療剤であり、世界初の非プリン型選択的キサンチンオキシダーゼ阻害剤です。同酵素の阻害剤としては、40年来、アロプリノールが臨床使用されていますが、本剤はアロプリノールとは異なる新しい作用機序を有しており、1日1回の服用で血中尿酸値を治療目標値まで強力に低下させ、長期に維持します。また、腎機能が軽度から中等度に低下した患者さんにも用量調節せずに服用いただくことが可能で、使いやすい薬剤となることが期待されます。 


 帝人ファーマでは、このたびの承認取得により、本剤が日本国内で約1,600万人と推定される痛風および高尿酸血症の患者さんのQOL(Quality of Life)向上に貢献できるものと期待しています。また、本剤は、既に導出先企業を通じて米国・カナダ・フランス・イギリス・ドイツ・アイルランド・イタリア・ギリシャオーストリアの9ヶ国で販売しており、日本国内だけでなく、世界戦略製品として大型化を期待しています。今後も引き続き様々な地域において海外企業と連携することで、販売エリアの拡大を進め、ピーク時には導出先での売上高を含め、全世界で年間1,000億円以上の売上高を目指します。


用法・用量は下記の通りです:


1日10mgより開始し、1日1回経口投与
その後は血中尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量
維持量は通常1日1回40mg、最大投与量は1日1回60 mg


糖尿病診断アクセス革命

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