特定健診実施率、2年目(平成21年度)も低迷
特定健診・保健指導
平成20年度(2008年度)から始まった特定健診ですが、今週、厚生労働省より平成21年度(開始後2年目)の特定健診実施状況のまとめが公表されました(PDFファイル)。
それによりますと、平成21年度も実施率は40.5%に留まり、初年度とほぼ同レベルでした。
内訳は下記の通りです:
全 体 | 市町村 国保 |
国保 組合 |
協会 けんぽ |
組合 健保 |
船員 保険 |
共済 組合 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
平成20年度 | 38.9% | 30.9% | 31.8% | 30.1% | 59.5% | 22.8% | 59.9% |
平成21年度 | 40.5% | 31.4% | 36.0% | 30.3% | 63.3% | 32.1% | 65.4% |
「特定健診実施率目標(65%)を達成しないと後期高齢者医療制度への拠出金増額ペナルティー」という形でスタートした特定健診ですが、後期高齢者医療制度そのものが消滅したことで、ペナルティーもなくなった中、今後、健診受診率がさらに向上する余地はどのくらいあるのか、懸念されます。