特定健診日記

生活習慣病・メタボについてのホットトピックスを発信中

今年の特定保健指導は低調・・

保健指導
平成21年度の足立区国保の特定保健指導ですが、ようやく昨日(9月29日)、受診券が発送されました。ただ、今回の発送件数は57件とのことで、昨年度の最初の発送数(134件)と比べても明らかに少なく、2年目にして早くも失速した感があります。


特定健診(メタボ健診)そのもののスケジュールは以前のエントリー(d:id:bonbokorin:20090610)に記しましたように、今年も順調にスタートしていました。しかし、今年の健診受診率は昨年(特定健診1年目)をかなり下回っているようで、14週時点の比較として、昨年度は27%まで行っていたのに、今年度は18%どまり、とのことです。


メタボ(健診)そのものへの関心が残念ながら薄れてきたことと、今年は新型インフルエンザ騒動が5月から始まり、その影響で医療機関へ足を運ぶことへの心理的抵抗感が高まってしまったのかもしれません。


最終的には平成24年度に健診受診率65%を目指すという目標の下、今年は昨年よりも高い目標設定がなされていたわけですが、逆に下回ってしまっている、という寂しい現状です。


今年の特定保健指導が低調な理由として、実はもうひとつ、重要な要因があり、それは、「昨年度の保健指導受診者は今年度は対象からはずす」という方針です。これには事務的な事情もあるようではありますが、主たる理由は予算の上限の問題だそうです。まぁ確かに予算に限りがあるならば同じ人に繰り返すよりは新規の人に実施する方が効果は高いのかもしれませんが、一方で、継続的な取り組みこそが大事というのも事実であり、「お1人様1回限り」というのはやや寂しい気がします。


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