東京都糖尿病医療連携協議会の動向
東京都糖尿病医療連携協議会の動向について、キャリアブレインニュースが以下のように報じていました。まだまだ実際の立ち上げまでには時間がかかりそうな様子です。
医療資源調査、項目確定に至らず−都糖尿病医療連携協議会
東京都の糖尿病医療連携協議会は7月23日の会合で、東京都医療機関案内サービス「ひまわり」を活用した糖尿病に関する医療資源調査について議論した。同協議会の下部組織である専門部会が「調査項目」を提案したが、この日は確定には至らず、委員からの意見も踏まえ、今後さらに専門部会で検討し8月中の確定を目指す。調査は11月に実施し、来年1月に協議会に結果を報告する予定だ。
専門部会は23日、「ひまわり」に新たに「糖尿病関連」の分野を新設し調査するよう提案した。提案では、「インスリン療法の導入」「糖尿病の長期療養の入院」「腎不全に対する保存的療法」などの23項目を新たに挙げ、「ひまわり」で既存の分野にある糖尿病関連の項目と合わせて33項目にする内容。
また、既存の「眼領域」の分野に、「糖尿病による眼合併症の診断と治療」「眼底カメラによる診断」への対応状況の2項目、「病院の人員配置」の分野に「地域で認定した糖尿病療養指導士(LCDE)」の配置状況など3項目を加える案も示した。
議論では、「眼領域」の分野で、専門部会が新規に提案した「眼底カメラによる診断」を削る一方、「糖尿病関連」分野に「糖尿病患者への運動指導」を追加することなどは決まったが、すべての項目確定には至らず、専門部会で引き続き検討することになった。
