特定健診日記

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特定健診受診率:静岡県平均26.8%、静岡市は11.9%

特定健診保健指導
静岡新聞の記事によりますと、静岡県のメタボ健診受診率は平均26.8%だそうです。保健指導も12.9%と低迷しています。県内でも地域によってかなりの差があるようです。料金も有料のところと無料のところがあるようですね。有料と無料の差はかなり大きいと思います。

メタボ健診受診率低迷 県内、平均26・8%


 メタボリックシンドローム内臓脂肪症候群)に着目し、2008年度スタートした40―74歳の「特定健診」の受診率が伸び悩んでいる。健診の実施義務がある県内の医療保険者の中には10%前後と低迷しているところもある。県による1月末時点の調査(回答・86医療保険者)でも平均受診率は26・8%と低調。鳴り物入りで始まったメタボ健診は、受診率向上が大きな課題となっている。

 市町が運営する国民健康保険で苦戦しているのは静岡、浜松の両政令市。静岡市は1月末集計で11・9%と当初目標20%を大きく下回る。浜松市は2月5日時点で19・1%。年度末の最終集計では目標の25%に届きそうだが、今後毎年10%ずつ目標を上げていく計画に、担当者は「実現はなかなか難しいかもしれない。いかに健診への意識を高めてもらうかがかぎ」。両市とも健診対象者は約14万人と多い。

 一方、新居町袋井市磐田市などは40%超。特定健診の受診者負担額を無料にした西伊豆町は1月現在43・4%と目標の30%を上回り、「無料化の効果があったかもしれない」という。同じく無料化に踏み切った吉田町も、これまでの住民基本健診に比べて受診者が2割ほど増えた。

 企業の健保組合の状況をみると、受診率が90%を超える企業健保がある一方で、一けた台の健保もあった。健康保険組合静岡連合会は「従来から健診に力を入れている健保は高い」と指摘する。

 県の調査では、従業員の妻ら「被扶養者」の受診が低調な傾向も顕著に表れた。健診結果を踏まえて行う「特定保健指導」の実施率は全体で12・9%(1月末時点)。

 低迷の理由について県は「運用開始までの準備期間が短く、スタートが遅れた」、健保連静岡は「被扶養者は手続きや健診項目が大きく変わった。健診自体を知らない人や、健診の必要を感じずに受診を控えた人がいるのでは」としている。


 特定健診 国保を運営する市町、企業の健保組合、中小事業所が加入する「協会けんぽ」、公務員の共済組合など各医療保険者が実施責任を持つ。国は2012年度までの健診実施率の目標を「国保65%」「単一健保・共済80%」などと設定し、目標に達しないと保険者に後期高齢者医療制度への分担金を増やすペナルティーを予定している。


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