特定健診日記

生活習慣病・メタボについてのホットトピックスを発信中

健康美容食品市場は2005年以降縮小傾向

総合マーケティング大手の富士経済より、2008年の健康美容食品市場の動向についての調査結果が発表されました。富士経済ホームページのプレスリリースからの引用です。

健康美容食品市場全体動向

08年見込 : 1兆8,260億円
前年比   : 99.4%

09年予測 : 1兆8,129億円
前年比   : 99.3%


 健康美容食品市場は成長を続けてきたが、需要開拓が一巡し2005年から減少へ転じた。2007年は0.1%と僅かに成長したが、2008年は1兆8,260億円、前年比0.6%減と再び減少が見込まれる。
 2008年は40歳以上を対象とした特定健康診査・特定保健指導が開始され、生活習慣病予防やダイエット効果を訴求するメタボリックシンドローム内臓脂肪症候群、以下「メタボ」)対策分野の市場拡大が注目された。しかし結果として、同分野の市場は前年比6.8%減の3,337億円と見込まれ、健康美容食品市場減少の一因となっている。この要因として、メタボ対象者やその予備軍がカロリー、糖類を抑制した飲料や無糖飲料への消費シフトなど日常食生活の改善から着手し、健康美容食品まで行き着く人は少なかったことが挙げられる。このような中、花王エコナ」や日清オイリオグループ「ヘルシーリセッタ」をはじめとする健康油関連、味の素「パルスイート」に代表される新甘味料は、日常食生活の中で継続的な利用が増加し、実績を伸ばしたと見込まれる。
 また、任天堂「Wii Fit」やエクササイズDVD、一般用医薬品の肥満防止剤など、健康美容食品の訴求効能と競合する非食品分野が好調に推移していることや、表示規制を求めた2007年の"4・13事務連絡"が引き続き影響していることも、健康美容食品市場減少の要因となっている。


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ