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社会保障の代替財源探しが難航・・

社会保障の代替財源探しが難航しているとのことです。キャリアブレインのCBニュースからの引用です。

 たばこ増税が見送りとなったことで、2009年度予算編成で社会保障費の抑制幅を小さくするための財源確保は振り出しに戻った。麻生太郎首相の指示を受け、与党は代替財源の検討を急ぐ。雇用保険の国庫負担削減も難航、概算要求基準(シーリング)を守れるか正念場で、20日に予定される財務省原案内示まで、ぎりぎりの調整が続く。
 政府は、たばこ増税で1000億円以上を捻出(ねんしゅつ)する目算は狂ったものの、概算要求基準(シーリング)を維持しつつ、2200億円の抑制幅圧縮をなお模索する。首相も「たばこ増税ができないとなれば別の財源が必要だ」と自民党幹部に指示し、執念を見せている。
 新たな財源は「霞が関埋蔵金」といわれる特別会計の積立金などが検討対象となる。与党内には道路特定財源の一部を回す案もあるが、財務省幹部は「厚生労働省の話で国土交通省に手を突っ込むわけにはいかない」と否定的だ。
 一方、歳出の抑制もめどが立っていない。雇用保険の失業給付は毎年余剰が発生、積立金が5兆円以上もあることから、財務省は約1600億円(08年度)の国庫負担の廃止を主張。これに対し、景気悪化で雇用対策に追われる厚労省は「(雇用保険に)手を付けるのは間違いだ」(舛添要一厚労相)と反発、一部の削減にも徹底抗戦する構えだ。
 確実に実行できそうなのは、新薬と主成分が同じで価格が安い後発医薬品ジェネリック医薬品)の使用促進ぐらい。医療費などの無駄見直しも検討するが、まとまった金額にするのは難しい。

果たして本当に、国民の命に直接関わる医療費を捻出できないほどに国家財政は窮しているのでしょうか?そういうことであれば、防衛予算などを、特に米軍基地のグアム移転費用などをバッサリ削ったらどうでしょうか?「仮想敵国」などという「仮想」の相手を考えるよりも、貧困や医療崩壊の影響を受けて生命が危険にさらされている人たちを、目の前の現実を救う方がはるかに大事だと思います。

ちなみに、日本の医療費は高い・非効率、とごく一部の方々はいまだに誤解をされているようですが、真実は全く逆で、下図のように、日本の医療費は先進国の中でもむしろ少ない部類なのにも関わらず、男女ともに世界一の長寿を誇っています。「日本の医療は世界一」と言っても決して言い過ぎではありません。


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