特定健診日記

生活習慣病・メタボについてのホットトピックスを発信中

メタボ健診受診率:広島県17.6%

特定健診保健指導
1年目の特定健診(メタボ健診)の受診率は概して低かったことが明らかになりつつありますが(全国平均d:id:bonbokorin:20090303:p1、静岡県d:id:bonbokorin:20090307:p2、山梨県d:id:bonbokorin:20090224:p2、京都市d:id:bonbokorin:20090224:p1、沖縄県d:id:bonbokorin:20090223:p2、福岡市d:id:bonbokorin:20090112:p1)、県別の情報は相変わらずなかなか公表されません。今回、広島県平均が17.6%だったことが報道されました。中国新聞からの引用です。


メタボ健診が低調 周知不足響く


 本年度から始まったメタボリックシンドローム内臓脂肪症候群)の特定健診で、広島県は、広島市など二十三市町が運営する国民健康保険の加入者の本年度平均受診率を、17・6%と推計した。昨年四月から十二月までの受診者数で一年間を予測。県目標の30%を大きく下回りそうなことが分かった。

 生活習慣病の予防を目指すメタボ健診は四十〜七十四歳が対象。国保健康保険組合などに年一回の実施が義務付けられている。

 県内の国保の受診対象者は、約四十九万八千六百人。これに対し、県がまとめた受診者推計は約八万八千人にとどまった。市町別では42・9%が最も高く、最低は12・8%。健診の自己負担額は市町で異なり、ゼロから二千四百円まである。

 県医療保険課は「周知が十分でない上、医療機関との調整に手間取って開始が遅れた地域もあった」とみる。

 メタボ健診は医療費の削減を狙う国が導入した。市町の国保に対しては、二〇一二年度までに受診率65%以上の目標を設定。達成されない場合、七十五歳以上の後期高齢者の医療費への市町負担額が最大10%加算される。その結果、加入者の保険料(税)にしわ寄せが出る可能性がある。

 広島市保健医療課は「全路線バスに啓発ポスターを掲示するなど受診率向上の努力を続けている」と説明している。


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