平成20年度国民健康保険特定健康診査・保健指導費の国庫負担
国保向けの特定健診・保健指導に対する国庫負担金交付要綱(厚生労働省発保第1030007号)が10月30日に厚生労働省から各都道府県に通知されました。
基本的に見積もり額のわずか1/3しか交付されないことと、その見積もりに用いられる単価も、今年度の実際の集合契約で決められた特定健診・保健指導の金額よりかなり低めに設定されていることが気になりました。つまり保険者の財政負担はかなり重いものとなることが予想されます。
項目 | 基準単価額 |
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健診:基本的な健診項目 | 5,300円 |
保健指導:動機付け支援 | 9,800 円 |
保健指導:積極的支援 | 16,100 円 |
単価設定が実際の相場と乖離しているということは、来年度以降の集合契約にどのような影響を及ぼすのかも気になります。