特定健診日記

生活習慣病・メタボについてのホットトピックスを発信中

メタボリックシンドロームの人の医療費は20年間で約400万円(3割負担分120万円)

保健指導
少し前(約半年前)に出た報告ですが、メタボリックシンドロームの人の医療費について、下記のような集計データが発表されています。

医療データベースの構築・分析及び健康保険組合へのソリューション提供を行う、株式会社日本医療データセンター(東京都千代田区代表取締役:木村 真也)は、本年4月より開始の「特定健診・保健指導プログラム」に記載されている、保健指導対象者の階層化基準で、40代『積極的支援レベル』に該当する人は、その後の20年間で1人あたり医療費はおよそ395万円、うち自己負担3割分で118万円掛かると試算しました。

この結果は、日本医療データセンターが契約する健康保険組合に加入する30〜50代の健診受診者56,662人のデータを厚生労働省が示す基準で階層化し、レセプトデータで病院受療者の年間医療費を個別に集計。階層集団別の年間医療費の平均値からシミュレーションし、判明しました。

特定保健指導をきちんと受けることでこの分のコストが浮くのは、個人の家計にとっても、医療費全体にとっても、やはり大きいということを再認識させられるデータです。


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