2008-08-23 特定健診になって失われたもの 特定健診が始まりましたが、特定健診になって、失われたもののひとつは、それまでの生活習慣病予防検診のデータです。従来、過去のデータは保存され、2回分のデータは受診票にも印字されていましたが、それが今回、断絶してしまいました。過去にさかのぼってどうであったかは、個人にとっても、糖尿病の血管合併症の程度などを推し測る上で大事ですし、疫学研究にとっても、貴重な資産であったはずです。今まで積み上げてきた検診事業の資産が活用できなくなるとしたら、もったいないことこの上ないですね。 人気ブログランキングへ